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原付バイク・タイヤ交換

原付古タイヤ
ヒビあり溝わずかの酷使されたタイヤ。

明らかにタイヤのグリップ力は弱まり、
リアタイヤはドリフトちっくにずるずる滑ります。
それはそれで面白いのですが。

こんなモンに命預けるのは怖くて出来ません。

パーツショップに行ったらダンロップ製タイヤ一本4000円。高っ。

オークション見たら
同じダンロップ製が1500円。安っ。

パーツショップでは一ヶ800円ちょっとのタイヤレバーを2本購入。
タイヤはネットで注文。

レバーとムシ回しで約2000円。
タイヤ2本で3000円。
ヤマハのジョグ・ビーノに適合するタイヤサイズは
DUNLOP製だと D306 80/90-10。
総額5000円なり。

タイヤ交換しましょ。

原付バイク・フロントホイールの外し方

前輪タイヤ

フロントホイールは簡単な構造で
14mmのレンチ2本で取り外すことが出来ます。

アクセルシャフトとナットで固定されているので
片側をレンチで固定して
反対側を反時計回りに思いっきり力を込めて回します。

てこの原理で出来るだけ長めのレンチとインパクト用のハンマー
があれば容易に作業できますが、
普通の工具であればレンチを蹴って力を加える荒業でも
シャフトを緩めることが出来ます。

ホイールごと原付バイクの本体からタイヤを外したら、
ドラムブレーキのパネルはホイールにはめ込んであるだけなので
引っ張るだけで簡単に外せます。

原付バイク・リアホイールの外し方

原付バイクのリアホイールは多くの場合、後輪のブレーキレバーを握り
固定させておいて、ホイールのボルトを回し外すようにします。

この時、マフラーが邪魔になるので
始めにマフラーも外しておいた方が作業がしやすいと思います。

後輪タイヤ

ホイールは固く固定されているので
しっかりブレーキでホールドしておいて
レンチを使って一気に緩めるようにしましょう。
ハンマーや体重を掛ける方法も有効です。

万一走行中にタイヤが取れたりすると事故に直結してしまうので、
組み付けの際には、固定トルクをばらし前と同等にするように注意します。

リアホイールのボルトサイズは22mm、
締め付けトルクは10.5kg程度を目安にします。

原付バイク・エアー抜き

原付タイヤのエアーを抜きます。

タイヤに空気を注入するバルブに
ゴム製のキャップバルブが付いているので手で外します。

タイヤのエアーは更にその奥に「ムシ」といわれる
弁が付いているのでそのままでは空気を抜くことが出来ません。

タイヤのムシ

「ムシまわし」をバルブの中に差し込んで、
中にあるムシをネジを外すのと同様に反時計回りに回しながら
ムシを外すと、勢い良くタイヤのエアーが抜けていきます。

ムシ回しはホームセンターやパーツショップで数百円程度で
購入することができます。

タイヤ・ビードの落とし方

多くの原付に使われているチューブレスタイヤ。

チューブレスはホイールとタイヤの間の隙間を密閉して
空気圧を保持するために、タイヤの端にワイヤーが備わっています。

これが結構固く、タイヤのゴムと相成って
ホイールに密着しています。

このタイヤの端、ビードをホイールからずらす事で
タイヤを交換する作業が出来ます。

ビード落とし

専用の器具があって、手元にあれば簡単、確実なのですが
一般家庭のDIYでそこまでは必要なし。

ホイールにキズが付かないようにホイールの下にマットや木材等で
保護しておき、後はタイヤゴム部分を踏むべし。

ひたすら踏む。
体重をかけて踏む。
そのうち「べこっ」っとタイヤが変形します。

タイヤの変形した場所を覗いてみて、
ホイールの中にある溝まで見えればビードは落ちています。

そのままタイヤをぐるっと一周踏み続けて、
片面のタイヤビードを落としてしまいましょう。

タイヤレバーを使ってタイヤ外し

原付バイクのタイヤビードを落としたらそこへタイヤレバーを差し込みます。

ホイールの端面リム部をてこの原理で支点に利用して
さらにタイヤレバーの先端部分にタイヤビードを引っ掛けるように、
押し上げながらホイールの外側へタイヤを外していきます。

タイヤレバー

最初はタイヤのごく一部しかホイールの外へは外せませんが、
タイヤレバーを2本使い、
交互にずらしながらタイヤを外す作業を繰り返して
徐々にホイールからタイヤがはみ出る部分を増やしていきます。

タイヤレバーの使い方

後は、てこの原理の作業を片面のタイヤがホイールから外れるまで
繰り返します。

強引な作業はホイールを傷つけるので、
ゆっくりじっくり、丁寧に
まずは何処に力を掛ければ効率良く作業できるか
体感しながら進めていきましょう。

原付バイクの古タイヤを外す

原付バイクのホイールの片側に古タイヤの半分が外れたら、
もう半分はアバウトでも取り外すことが出来ます。

取り敢えず、力任せに引っ張ってみましょう。

原付ホイールからタイヤを外す

タイヤを歪ませてみたり、斜めに力を加えてみたりします。
力加減が分かってくれば意外とすんなり外れてくれます。

慣れないうちは外せない場合もあるので
もう一度タイヤレバーを使って「てこの原理」で
タイヤをホイールの外へ押し出せば外すことが出来ます。

タイヤレバーを使う場合はホイールになるべくキズを付けない様に
ホイールとレバーの間にダンボールを挟むなどをして、
工夫してみて下さい。

原付ホイール

前輪、後輪共に外す要領は同じですが、
ホイール形状は微妙に違っていたりするので
前もって確認しておきましょう。

バイクタイヤとビードワックス

ようやく新品タイヤの出番です。

タイヤビードの部分は重要かつ、
タイヤ交換のキモとも言える部位なので注意。

このビード部分に強引にホイールをはめ込むと
タイヤにキズが付いたり最悪破断したりして
空気漏れしてしまいます。

バイクタイヤとビードワックス

まずはタイヤの片側にホイールをはめ込む工程です。

タイヤを外した工程の逆に進めていきましょう。

ホイールにタイヤをはめ込む際、「ビードワックス」を
タイヤの淵に塗っておくことで滑りを良くし、
負荷を少なく取り付けすることが出来ます。

「ビードワックス」は多くのDIYタイヤ交換メンテでは
台所用洗剤等で代用される場合があり、
例に習ってここでも洗剤で代用します。

新品タイヤの側面に組み付ける向きが記載されているので
ホイールが回った時にタイヤに書かれている矢印が
進行方向を指す向きになるように、
タイヤの片側をホイールにはめ込んでしまいましょう。

滑りを利用すれば
体重をかけることではめ込むことが可能です。
もし、どうしてもはまりきれない場合は
タイヤレバーを最小限だけ使用してはめ込みます。

タイヤをホイールにはめ込む

ビードワックスを塗ってタイヤをホイールに半面はめ込んだら残った裏側もはめ込みます。

手でタイヤのリム端をホイールの溝に沿ってはめ込んでいくと
半分程度はめた後はタイヤとホイールが干渉しあい、
レバーを使わないとはまらなくなって来ます。

外す場合と同じように「てこの原理」を応用して
タイヤレバーを2本使ってはまらないタイヤ部分の端から
少しずつはめ込んで行きますが、
力任せに作業するとタイヤ端が破断して失敗の元になってしまいます。

タイヤをはめ込みたい部分の対角側に負荷を掛けて
クリアランスを大きくすることで失敗を防ぎます。

原付タイヤの組み付け
画像の白枠部分のタイヤをはめ込みたい箇所に対して
反対側の赤●部分、ここに体重をかけてこのタイヤの部分を
下へ押し下げるようにします。

すると白枠部分に隙間が確保されるので
タイヤレバーが動かしやすくなります。

タイヤ組み付け

初めてのタイヤ交換は加減が分かり難く、
時間も労力も必要ですが、
タイヤ1本目より2本目、1回目より2回目といったように
やればやるほど簡単に出来るようになります。

初めてタイヤ交換する場合は古タイヤを利用して
外す、はめるを先に練習してみると良いかと思います。

原付タイヤのビード出し

原付に組み付ける前にタイヤへ空気を入れておきましょう。

チューブレスタイヤはタイヤ端とホイールを密着することで
空気圧を保持する仕組みなので
きちんと密着して空気が抜けないように「ビード出し」
をしなくてはいけません。

ビードを出す為には一定圧以上をタイヤ内に送り込む
コンプレッサーが必要になるのですが、
手動ポンプ式の自転車やボールの空気を入れるタイプでは
ビードを出すまでの空気圧を送ることは出来ません。

DIY用のエアーコンプレッサーだと、
タンク容量10L以上は欲しいところ。
安売りで5,000円、通常10,000円程度の出費になります。

確実に作業をしたいなら容量20L〜30Lのエアーコンプレッサーがあれば
安心で、他のエアーツールにも応用が利くのでお奨めですが、
値段は15,000〜30,000円と高価なモノになってしまいます。

他のインパクトドライバーやグラインダー等、
エアーツールへの利用を考慮しないなら購入は諦め、
ガソリンスタンドへタイヤを持ち込んで
コンプレッサーを借りてしまいましょう。

原付タイヤのビード出し

空気を抜く時に取り外したムシを外したままで
バルブから一気に空気を送り込みます。

ゆっくりエアーを入れてもリム周りからどんどん空気が抜けるので
抜ける空気量よりも多くのエアーを送り込む必要があります。

すると中の空気がタイヤを外へ押し出そうとするので
そのままエアーを送り続けると
「パン」とビードがはまった瞬間に音が鳴ります。

その後、一旦エアーを止め、ムシを組み付けてから
再度エアーをタイヤに送り込んで空気圧を適正まで調整しましょう。

原付タイヤの空気圧

ビード出しまで終わったら
元通りに組み付けてタイヤ交換は終了です。

組み付け時にはシャフトやホイールベアリング等
駆動箇所にグリスアップしておけば更に安心です。

がたつきはないか、ボルトの締め忘れはないかも確認しながら
走行テストもしておきましょう。
ブレーキの効きも要確認。

今までと取り回しの違いがはっきり体感できると思います。

原付タイヤの空気圧

最後に空気圧の微調整。
コーナーで不安定になったり燃費が悪くなったり。
調整しておかないと何かと不具合があるので
時々調整しましょう。

VINO/ビーノ
フロント1.25kg/cm2 リア1.75kg/cm2

他は
DIO/ディオ
フロント1.25kg/cm2 リア2.00kg/cm2

JOG/ジョグ
フロント1.25kg/cm2 リア1.75kg/cm2

Let`sU/レッツU
フロント1.25kg/cm2 リア1.75kg/cm2

少々は前後しても構いません。
乗り方や感覚も考慮して調整しましょう。